( 注 ) 環境エンジニアリング鰍ニ叶V日化環境エンジニアリングの合併により、 2006 年 10 月発足
■技術・製品の概要
活性汚泥処理は、活性汚泥と汚水の混合液の入った槽(曝気槽)に空気を供給する(エアレーション)ことにより汚水を浄化する方法であるが、汚水を浄化する活性汚泥処理の運転を続けると活性汚泥が増加して曝気槽の汚泥濃度が上昇するため、定期的に汚泥(余剰汚泥)を処理する必要があり、これまで余剰汚泥を脱水して焼却炉で焼却する等の処理方法が広く用いられてきた。
今回開発した余剰汚泥の減量化技術「バイオアタック・バイオダイエット(商品名)」は、余剰汚泥の発生抑制が行えるバイオアタック処理と、活性汚泥微生物の強固な細胞壁を破壊し、有機物に転換させるバイオダイエット処理の併用処理により、活性汚泥の処理水質には影響を与えずに、活性汚泥の負荷上昇を最小限に抑えることができるものである。
(※活性汚泥:汚水中の有機物を栄養源として増殖する好気性微生物の集合体)
■技術・製品の機能及び特徴
(1)バイオアタック法
@活性汚泥微生物よりはるかに早く増殖する超高速増殖微生物の最適育成環境条件を利用し、排水中の BOD 成分を高速で分解する(アタック槽)
A排水をさらに高度処理するため、アタック槽から流入する高速増殖微生物を自己消化と原生動物
の捕食により、汚泥の発生量を削減する(レシーブ槽)
(2)バイオダイエット法
余剰汚泥を連続的にダイエット槽に送り込み、溶菌剤(酸素系酸化剤)を添加し、細胞壁を破壊させ、
溶出した細胞質を曝気槽で好気的に分解し、汚泥を減量化する
《主な技術的特徴》
・高速処理が可能・・・従来方式の 1/3 〜 1/2
・有機性油脂含有排水の処理が可能
・設備がコンパクトかつ単純な構造なため、設備コストが低廉・・・従来方式の 1/2
・バルキング(糸状性細菌)が防止でき、運転管理が容易
■効果
@余剰汚泥の減量化・・・従来方式の 1/5 〜 1/10
A省エネ
・脱水機の稼働時間が 1/5 程度に削減され、省電力を実現
・焼却処理に要するエネルギー消費量を大幅( 1/5 程度)に削減
■知的所有権
特許 3223145 有機性廃水の処理方法
特許 3035569 有機性排水の処理方法
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