■技術・製品の概要
現在国内で流通している消火剤は、海外からの輸入品であり、その多くは合成系の界面活性剤を主体にしたものであることから、環境に対する負荷がないとは言いがたいのが現状であった。
今回開発した一般火災用消火剤は、合成系の界面活性剤を使わずに、天然系(石けん系)の界面活性剤に置き換えたものであり、環境にやさしく、かつ消火能力の高い消火剤である。
■技術・製品の機能及び特徴
(1) 主成分である界面活性剤に、天然油脂から得られる脂肪酸を使用し、自然環境中での生分解性を高めたことで、環境に与える負荷を軽減しており、従来の消火剤よりも 10 〜 200 倍程度毒性が低い。
(※水道水、汽水(河川水と海水が混在する河口域における水)を使用した水生生物(原生生物及び小型魚類)による環境毒性評価による)
(2) 天然系消火剤を使用することで水の表面張力が低下し、浸透性が増すとともに、泡で燃焼物表面を覆うことにより、窒息・冷却効果をもたらし、水による消火活動と比較して、高い消火能力を発揮する。
※合成系消火剤との比較においても、同等以上の能力を発揮する

出典、会社案内 |
■効果
@火災時の使用水量軽減及びビル・マンション等の火災時の下階への二次的損害の減少
A環境負荷の低減(水質汚濁抑制、ダイオキシン等の大気汚染物質の発生抑制)
■知的所有権 特願 2004-258600 界面活性剤系消火剤
特願 2006-058756 水添加型の界面活性剤系組成物 |