■技術・製品の概要
今回開発した汚泥減量化処理技術は、余剰・濃縮汚泥等をホースポンプで吸引後、衝撃波発生本体機能部でジェット噴流とし、低圧発生部材による急激な降圧でキャビテーション並びに微細気泡を発生させると共に、流速調整部材等を交互に設置しトリプルキャビの発生で、その高衝撃流・せん断力・気泡破裂エネルギー等の複合作用で余剰・濃縮汚泥等中の微生物を死滅破砕させ可溶化させる。尚、当該技術を搭載した装置を「スリムセブン(商品名)」として販売している。
(※キャビテーション:高速で流れる液体 ( 水など ) の中の圧力の低い部分が気化して、非常に短い時間に蒸気のポケットが生まれ、また非常に短時間でつぶれて消滅する現象のこと)
■技術・製品の機能及び特徴
@余剰汚泥を高圧ホースポンプ(中圧領域0.6〜1.5MPA)で吐出し、衝撃波発生本体機能部でジェット噴流による高衝撃ファーストキャビテーションを発生させ微生物を死滅及び破砕する。
A低圧発生部材で微細気泡とし、微生物破砕用配管・流速調整部材・圧力保持用配管を交互に繰返し設置することでトリプルキャビテーション並びに微細気泡の破裂エネルギーで微生物(ワムシ)の死滅並びに細胞膜破砕量を増加させる。
B微生物の死滅は可溶化となり反応槽に戻され、破砕後の細胞膜の栄養・粘性分等は他細菌類からの捕食及び消化で、構成する水分(70%)は同化し余剰汚泥・濃縮汚泥は減量化される。
(※図 1 、図 2 参照)
■効果
@余剰汚泥・濃縮汚泥減量化率:70%以上
A 汚泥の可溶化能力が優れているので、生分解速度が速く、水質に影響を与えない
B全ての排水処理施設に対応可能(篩渣を多く含む下水処理施設でも対応可能)
C加熱・薬液を使わないので、コンパクトな装置で操作及びメンテが容易

図 1 .衝撃波発生本体機能部 |

図 2 .スリムセブン汚泥減量システムフロー |
■知的所有権 特願 2006-339431 汚泥減量化処理装置
商標 4972943 スリムセブン( 2006 年 6 月登録、当該技術を使った装置の名称) |