■技術・製品の概要
従来式炉蓋の炉内側には耐火煉瓦(プラグ)を装着してコークス炉内から外部に熱が逃げるのを防止している。当社が平成 11 年に開発完了した Blue Sky 炉蓋は従来型炉蓋としては世界一の高ガス気密性を誇っているが、今回新たに開発した炉蓋は Blue Sky に加熱機能を付与したもので耐火煉瓦の代りに金属構造の加熱プラグを有している。
■技術・製品の機能及び特徴
@金属プラグの外形は従来型炉蓋の耐火物プラグと同一であるが内部を空洞にしてある。
A 空洞内に外部から空気を導入して空洞内に流入するコークス炉ガスを燃焼させる。
B 発生する燃焼熱を金属プラグを介してコークス炉内の石炭の昇熱に使用する。
■効果
・ 石炭の乾留時間短縮が図れる( 10% 程度)。これによる効果は
@コークス炉生産能力の向上、又は
A 省エネルギー(コークス生産量を増やさない場合)
・ プラグに接触する部分の石炭温度が上がる。これによる効果は
@コークス歩留向上
A 省資源(コークス用原料炭の節約が可能になる)
・リサイクル
@使用済みプラグのリサイクルが可能になる
従来の耐火物プラグはリサイクルが出来ず廃棄物になるが、金属製プラグはスクラップとして再利用できる。
■知的所有権
加熱炉蓋関連特許
・国内( 30 数件出願済み)、以下例示
特開 2006 − 233163 コークス炭化炉用昇温炉蓋
特開 2006 − 083359 昇温型コークス炉蓋
特開 2005 − 264129 炉内発生ガス燃焼式コークス炭化炉蓋
・海外
14 カ国出願中
|