こんにちは。
北九州市が「環境モデル都市」に選ばれているのはご存知の方は多いと思います。
環境モデル都市はCO2を減らすべく先導的な取り組みを行っている13都市が選ばれています。
北九州市は2050年には50%削減(2005年比)、アジアも含めて150%削減という高い目標をかかげています。
そこで目に見えないCO2の削減効果を、見たり感じてもらえるように5つのリーディングプロジェクトを進めています。
今回、その中のひとつ「街区モデル〜城野地区ゼロ・カーボン先進街区における実証実験」の見学に行ってきました!
◆取り組みの概要◆
JR城野駅前の陸上自衛隊分屯地跡地を中心とした城野地区において、公共交通の利用促進、カーシェアリング導入による自家用車の利用抑制、エコ住宅や創エネ・省エネ設備の設置誘導、エネルギーマネジメントの導入によるエネルギー利用の最適化など、様々な低炭素技術や方策を総合的に取り入れて、ゼロ・カーボンを目指した先進の住宅街区を整備する。
また、北九州スマートコミュニティ構想におけるスマートグリッドを基盤とした次世代都市づくりの成果を可能な限り導入する。 〜パンフレットより〜
簡単に言うと、この場所は14haもの広大な土地があるので一から環境に優しい住宅街区をつくれる。どんな町になるかというと、ポイントは「ゼロ・カーボン」つまり、エネルギー使用量を削減し、使うエネルギーは太陽光発電などの再生可能エネルギーへ転換することで化石エネルギーを使わない街をつくるということ。
本当に実現したらすごいですよね(^o^)丿
いいなぁと思ったのは、太陽光発電の設置に関する実証研究です。通常、太陽光発電を設置すると、各戸にパワーコンディショナーが必要になります。それを複数戸で共有したパワーコンディショナーや蓄電池を導入することにより設置費用が安くなるそうです。また、各家庭の違う種類の太陽光パネルでも共有できるように現在研究をされているという事でした。
現地は本当に城野駅のまん前で住むにはすごくいい立地だなーと思いました。奥の方に研究棟のプレハブ小屋がある以外は何もない本当に広い土地でした。
北九州市の職員さんや、参加企業の方に詳しく取り組みのご説明をいただき、予定時間をオーバーしてしまうくらいたくさんの疑問が湧いてきて質問責めにしていました(^_^;)
そして、楽しみにしていた「セグウェイ」に試乗させてもらいました。
山田緑地のアイドル“鴨兄さん”曰く、「セグウェイは小学生の頃、掃除の時間にしていたホウキを逆さまに手のひらに乗せてバランスをとる、アレみたいなもの。前に倒れそうになったら手を前に出して倒れないようにする。セグウェイはまっすぐ立つ事だけを考えているロボット。絶対倒れないから安心して下さい。」
といわれ、簡単そうに乗っておられたので余裕かなと思ったんですが、これが難しい!
前後ろの体重移動で進むのですが、思った方向には行かないし、腰がひけて後ろに下がるしで最初は散々でした。何度も「鴨にいさ〜ん(ToT)/~~~」と助けを求める始末。まっすぐ立ってるつもりでも何故か動く。バランス良く立てていないのが良く分かりました。
全身を強張らせながらしばらく練習。慣れてくると、楽し〜♪\(^o^)/♪
初めてのセグウェイ体験は大満足でした。
エコタウンセンターでも買って、見学の足にできれば楽しそう…なんて夢が膨らみました。
山田緑地でも体験出来るそうなので、チャレンジしてみたい方は是非☆
この城野街区、平成24年度に工事着手するそうです。
きっと、あっという間にお家で埋まるのかなと思いました。今の構想がどこまで実現するのか分かりませんが、住民の意識と技術の力で本当に「ゼロ・カーボン」な街になればいいなぁとまたまた夢が膨らむ研修でした。【Y・A】