水を高温のアスファルトに添加して急激に水蒸気化させると、アスファルトがメレンゲ状に発泡して粘度が低下するため、通常よりも低い温度でアスファルト混合物を製造することができます。
施工性改善型アスファルト混合物(レアブ)は、アスファルト中に分散している気泡の大きさをより微細泡化することで、発泡倍率および発泡継続時間を飛躍的に改善し、混合性・施工性を向上させたもので、製造に係わるCO₂の排出量を15%程度削減することができます。
アスファルト混合物は、石油精製物のアスファルトを結合材料として、バーナーで高温に加熱した骨材(砕石、砂)を混ぜ合わせたものであるため、製造から施工に至る過程において多量のCO₂を排出せざるを得ません。
我々前田道路株式会社は、「顧客のニーズに応え、人と環境にやさしい道づくり」を基本とし、CO₂排出量が少なく、耐久性の高いアスファルト舗装材料の開発に取り組んでまいりました。
今後も、植物由来の材料の使用、常温で施工可能な材料など、より環境負荷の少ない道路舗装材料の研究開発および普及に努めてまいります。
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