いち押しエコプレミアム

エコシングル水栓

環境効果・概要

 レバーの中央位置で開にしても水のみが吐水し、従来型シングルレバー混合栓での無意識な開閉操作による給湯器の不必要な作動をなくし、水とお湯を使い分けることで、お湯の使用量を削減できる新発想のエコ水栓です。また、水とお湯の境目がわかるように、レバー中央の位置にクリック感を設け、お湯を使用していることを使用者へ分かり易く伝えることで、節湯意識を喚起します。
 従来のシングルレバー混合栓と比べて、4人家族当たりCO2排出量を、108kg/年削減することができます。(平成27年10月 情報更新)
  • 省エネ

TOTO株式会社 の紹介・製品PR

 TOTOは、創立100 周年を迎える2017 年に向け、2010年4月に環境ビジョン「TOTO GREEN CHALLENGE」を日本国内でスタートし、2014年7月からは世界の拠点で取り組む「TOTOグローバル環境ビジョン」を掲げて活動しています。水栓においては、家庭の水まわりから出るCO ₂ を50%以上(1990 年度比)削減できる主力商品の提供を目指し、研究・開発に取り組んでいます。
 従来のシングルレバー混合栓では、最も操作のしやすいレバーハンドル中央位置で開閉操作を行うと、給湯機が作動し無駄にお湯が吐水されCO2が発生していました。そこで弊社は世界の環境意識の高まりにともない、無意識な操作でも無駄なお湯を削減する「エコシングル水栓」を業界に先駆けて開発しました。レバー中央位置で吐水しても水のみが出る構造に改良しながら、従来と変わらぬ洗い心地や使い勝手を確保するため、試行錯誤を重ねて通水路の形状を考案しました。また、厳しい耐久試験と改良を繰り返し、水と湯の境目に「カチッ」とした手ごたえ(クリック感)を設けました。これにより、お客様へお湯を使っていることを分かり易く伝えられ、より意識してエコを実践することができます。
 今後も、エコシングル水栓のさらなる普及を進めることで環境負荷の軽減に貢献していきます。(平成26年10月 情報更新)
開発担当者
谷口 隆博 氏 からの一言
 エコシングル水栓は以前からあった企画でしたが、技術的ハードルが高く実現していなかったものを、バルブの構造を一から見直すことによって実現することができました。
 従来のシングルレバー混合栓の使い勝手はそのままで、快適にエコができるように工夫して開発しました。また、水から切り替わるときの「カチッ」という操作感にもこだわっています。

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