超小型センサーにより人間の手を感知し、自動で水を出し止めすることで節水を図る水栓金具。自動制御に必要な電力は、給水時の水流によって自己発電する。
※サーモスタットユニットや発電機を小型化し、スパウト内部に搭載したオールインワンタイプが2011年に品揃え追加となりました。2015年には最低使用回数に制限のない発電タイプも品揃え追加となりました。(平成27年10月 情報更新)
人が生活するうえで、一日に何度も使用している水栓金具。この水栓金具のトップシェアを誇る企業が、北九州市に本拠を置くTOTO株式会社(以下、 TOTO)である。TOTOの水栓金具は60年以上の歴史を誇る。また、環境問題に対しても常に先進的に取り組んできた同社の、環境技術の粋を集めた節水形自動水栓が「アクアオート」である。
駅や公共施設等で広く普及している同社の自動水栓だが、その機能は年々進化している。従来型の自動水栓は4L/分の流量が主流だったが、最新のアクアオートでは2L/分の流量と自己発電機能を実現した。さらに自動吐水・止水機能により、水の出し過ぎ・止め忘れを防いでいるので、2ハンドル混合栓に比べ、 約84%もの節水を実現している。
単純に水量を減らしたのではない。それでは「手を洗う」という水洗金具本来の機能を損なってしまう。水量を減らし、尚且つ洗浄能力を落とさないためにはどうすれば良いか。アクアオートでは、水栓の中に空気を巻き込み、水と混ぜ合わせることで洗浄能力を向上させた。さらに、水栓の先端部には、人の手を素早く感知する超小型センサーも組み込まれている。これはTOTOだけの技術だ。超小型のセンサーにより、水栓本体のデザイン自由度が飛躍的に高まった。センサーの電源は、水流による自己発電によって供給される。いつも目にするあの小さな水栓の中に、これだけの機能が詰め込まれているのだ。
電源が不要な自己発電タイプのため、水道管さえあれば、世界中どこでも設置が可能。この利点を活かし、TOTOではアクアオートの海外展開も検討しているという。
(平成27年10月 情報更新)
この製品は、開発当初から高い環境目標を設定しました。それをクリアするために、試行錯誤を繰り返し、あらゆる部品に改良を加えています。デザインの自由度を活かして、これまでに無かった高級タイプの品揃えにも力を入れました。
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