スラグリードSRは、①アルカリ粉体(高炉スラグ混合セメント)と②鉄筋コンクリートの防錆材として実績のある亜硝酸塩、③物性を確保させる特殊変性樹脂エマルジョンを複合化することで、従来の防食法とは概念の異なる自己修復型新規防食塗料(環境配慮型水系塗料)である。傷を受けても錆びないため設備の延命化、また下地処理の程度に関わらず高い防錆効果を発揮するため、コストとエネルギー削減が可能になる。
ダイキ工業株式会社は、1964年に創業し、塗装工事業として、工場内における設備の補修、学校住宅などの外壁、内部の補修、モノレール(北九州・沖縄等)鋼軌道桁の製作及び補修、港湾を主体として営業してきました。国内外の鉄鋼、総合化学、石油精製プラント等の多くは、海岸近くに設置され、塩害による腐食環境にさらされています。一方社会資本は新設から整備補修の時代へ入っており、特に現有の社会資本はその大半が更新の時期に来ているが、財源不足の理由から寿命の延伸が強く求められています。当開発では、鋼構造物の補修の分野において、傷を受けても錆びない高い防錆効果を持ちかつ高炉スラグを利用し、有機溶剤を使用しない、環境配慮型の防錆剤として、設備の延命化・長寿命化を目指しております。現在までに約120,000の実績があり、今後も北九州での更なる実績を積み、商品認知を高め、港湾や新設案件、公共工事等の国内外のニーズを対応し、適用範囲を拡大して参ります。
腐食による劣化は極めてゆっくりと進行するため十分な対策がタイムリーに行われず、気が付いた時には膨大な浪費をともないます。ダイキ工業株式会社では、44年の実績をもとに低廉で堅牢な仕上がりの工事を提供させて頂いております。
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