当社は1917年に北九州市小倉に設立され、設立当初から衛生陶器を製造しておりますが、その進化のスピードは近年さらに加速しています。誰もが毎日使うものだからこそ、商品の水使用量削減が水資源枯渇の解決にもつながります。
今回、同社の環境配慮技術を結集し誕生したのがこの自動洗浄小便器です。
節水については、使用者の目に見えないトラップの形状をいちから見直すことで流路の整流化を図ること。また、排水管の定期洗浄の制御を見直し、排水管内の尿の滞留を抑制する吐水制御とすることで節水化を実現しました。
更に電気工事が不要な自己発電タイプの品揃えにより、お手軽に自動洗浄小便器への取替えが可能となりました。TOTOグループは、これからもさまざまな課題に「ものづくり」で応え、環境負荷の軽減に貢献します。(平成27年度選定当時の情報)
小便器の節水化は、とても高いハードルでした。小便器本体の構造や排水管での尿の流れ方に着目し、様々な難題をクリアすることで、これまでにない節水を実現することができました。
節水以外にも、ボウル面とセンサーの段差を無くした清掃性配慮や尿垂れ、尿はね軽減を配慮した形状など衛生性にもこだわって開発しました。
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