いち押しエコプレミアム

光造形技術を用いた低環境負荷の樹脂製試作品作製サービス

環境効果・概要

 光造形技術を用いた、環境負荷の少ない樹脂製試作品の作製サービス。3Dデータからのダイレクトな製品造形を行うため金型が不要になり、切削加工などの追加工時間の大幅な削減と、必要最低限の材料での作製による省資源化を実現。
  • 省資源

株式会社北九樹脂製作所 の紹介・サービスPR

 昭和45年に設立された㈱北九樹脂製作所。設立当初は、木型・樹脂型作製を専門としてスタートし、その後、鋳物用の金型など様々な「型」を世の中に送り出してきた。「型」を極めた同社が、約15年前から取り組み始めたのが「光造形技術」による試作品の作製サービスである。
 液状の樹脂にレーザー光を照射すると、レーザーの当たった部分が固まり始め、次第に形になっていく。まるで「液体の中から彫刻が生まれる」かのような、実に不思議な光景である。3Dの設計データを読み込みレーザーで形作るため、材料がほとんど無駄にならない。納期も短く、早ければ受注した翌日には試作品が完成するという。単に光造形の設備を導入しただけでは、この技術を実現することはできない。同社の持つ「型」づくりのノウハウと、光造形設備メーカーとの長年の協力体制によって生まれた独自の技術である。
 光造形の設備を導入したのは、同社にとって大きな冒険だった。当時、日本で光造形設備を持つ会社はほとんど無かったが、平山社長の「“型”だけでなく “形”そのものを作りたい」という、技術者として“ものづくり”への強い思いが導入を決意させたという。現在では、光造形の先駆者としてのメリットを生かし、光造形設備メーカーからも常に最新の光造形用樹脂の供給を受けている。
 同社には営業専門職はいない。社員全員が技術者である。驚くべきことに、顧客はほとんど口コミで増えていったという。同社の技術力や納期の早さを聞きつけ、指名で受注が入ってくる状況である。社員数15名、北九州の小さな企業の大きな挑戦は続いている。
代表取締役社長
平山 鉄夫 氏 からの一言
 わが社が作るのは「試作品」ですが、試作段階でのムダを無くせば、ものづくり全体の資源・エネルギーのムダを削減できる、そう確信しています。小規模を武器に、柔軟かつ迅速な対応を実施します。

お問い合わせ

株式会社北九樹脂製作所  

〒 800-0211   北九州市小倉南区新曽根2-10

TEL : 093-473-3557  FAX : 093-473-2440

  

北九州エコタウン事業

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〒803-8501 北九州市小倉北区城内1-1

TEL 093-582-2630 FAX 093-582-2196

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