焼却飛灰は含有する塩素濃度が高いためリサイクルが進んでおらず、年間約70万トン埋め立て処分されており、最終処分場逼迫の一因となっています。当社では、独自洗浄技術により焼却飛灰中の塩素を低濃度化しセメント資源化を可能にします。洗浄した焼却飛灰は、近隣のセメント工場で100%リサイクル利用されます。
三菱マテリアル株式会社(九州工場)は都市ごみ焼却灰(主灰)のセメント資源化を行い、H25年度にエコサービスに選定されております。主灰については、セメント資源化が取り組まれておりましたが、焼却飛灰については高い塩素濃度を理由にセメント資源化が進んでおりませんでした。
焼却飛灰は年間約70万トン埋め立て処分されており、最終処分場逼迫の一因となっております。
そこで、北九州アッシュリサイクルシステムズは、焼却飛灰中の塩素濃度をセメント資源化が可能になる低濃度まで洗浄を行い、焼却飛灰をセメント資源として使用(資源化)します。
最終処分されている焼却飛灰を100%セメント資源化するため、処理量がそのまま環境負荷軽減につながります。日間最大116トンの処理、年間約3万トンの焼却飛灰を埋め立て処分することなく、セメント資源化が可能となります。
埋め立て処分される焼却飛灰の量を削減し、最終処分場の延命に貢献してまいります。
焼却飛灰を有効利用して、セメント工場で利用する完全リサイクルが実現できれば、最終処分場の容量を確保して延命化をはかることができます。
そこで焼却飛灰に含まれている塩素を低濃度まで洗浄し、セメント資源化できる技術を開発し、完全リサイクルを可能にしました。私たちが洗浄した焼却飛灰はすべて近隣のセメント工場でリサイクル利用されます。
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