化学肥料、接着剤、ラス金網張工、ピートモスを省略し、リサイクルとして竹材を使用した、空中窒素固定菌誘導型サービス。ラス金網張り工を省略できることで、消費資源の削減に寄与。化学肥料、化学高分子樹脂系接着剤を使用しないため、化学物質による河川水等の水の循環経路の汚染回避が図られる。輸入資源であるピートモスを使用しないことで、天然資源採取の削減、海上運搬による化石燃料使用の削減による地球温暖化ガスCO2の排出削減。廃棄物処理されていた “廃竹”に、リサイクルとしての需要を産出することで、廃棄物処理費用、地球温暖化ガスCO2の排出を削減。
1980年に初代社長古野武美により八幡西区に法面緑化工事を主体とする建設会社が設立され、創業31周年を迎えました。“住みよい社会環境造りに誠意と技術をもって貢献する。”を経営理念に、北九州をベースに法面安定工事において多様な技術サービスを提供してまいりました。里山・森林の荒廃の一因である竹林問題はタケノコの有数な産地である北九州市の直近の環境問題であります。市民ボランティアの里山保全活動により排出された“廃竹”の有効利用に九州大学・福岡県との産学官で研究開発された『とってもエコダー』工法を武巳建設㈱はCSRの観点から、サステナブルな社会創造に寄与すべく、サービス提供してまいります。緑化基盤層として形成された綿状竹短繊維の構造は繊維の絡みによる結合とスポンジ状の空隙による排水効率が向上したことから侵食防止効果が高く、保水性は従来工法に比べ3倍程向上し、在来種の空中窒素固定菌誘導技術により自然本来の健康な土壌と永続的な緑化が可能となりました。2011年7月には国土交通省新技術活用システムにNETIS QS-110013-A『空中窒素固定菌誘導型緑化工法』として登録されました。
“環境負荷低減の社会へのアピール”をスローガンとし、廃竹をリサイクル利用した法面緑化工法として『とってもエコダー』工法の開発、既設モルタルの補修延命工法として、バスク工法の開発、に携わってきました。今後も地球環境にやさしい工法の開発に努めてまいります。
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